福島競馬場について
人口わずか25万人のローカル都市の福島だが、競馬ファンの熱狂度は日本一。例年、ダービーの直後の表開催(4週間)と、秋の裏開催(8週間)の2開催が行われる。コースのあった場所が水田だったせいもあり、かつては水はけが悪く、道悪になるとひどい荒れ方をした。しかし、平成元年の全面路盤改修で、それもかなり解消された。
改修以前はまったくの平坦だったが、現在は高低差50 cmのわずかばかりの坂が、直線に設けられた。とはいえ、小回り、ほぼ平坦であることから、先行馬が断然有利。直線一気の競馬など、まずお目にかかれない。裏開催では増沢騎手が参戦し、毎年リーディングを独走する。先行得意の同騎手にはピッタリのコースなのだ。実際に、芝1700mのレースなど,先行馬が7割の確率で連対している。
馬場の中央に 形の障害コースがあり、上り下りのバンケットが特徴。かつては中山で行われていた夏の開催が、後になって、福島に移動してきた。そのため、同時開催の札幌では3歳戦が行われ、4歳と5歳以上の混合戦が始まるというのに、ここは春の中央開催に準ずるという変則的な内容。重賞レースは夏のラジオたんぱ賞、秋の福島記念など四つがある。
投資競馬で副収入!
http://ift.tt/2vaIcsG