リスクをコントロールすれば馬券は投資になる!
●ギャンブルと投資の間
まず、投資とギャンブルの違いから考えてみよう。馬券買いは一般には「ギャンブル」と認識されている。一方、株市場などでの資産運用は「投資」と言われている。ところが、実は両者の間には本質的な違いはない。調査·研究をしリスクを取って、資金を増やそうという行為という意味では同じだからだ。というとリスクの大きさが違うという人がいるかもしれない。馬券は外れればすべてパー。
しかし、これも正しいようで正しくない。1レース単位で考えれば確かにそうだが、10レース、20レースと買っていれば勝ったり負けたりの繰り返し。長期で見れば、ゼロか大儲けかという図式はあてはまらない。ギャンブルと投資を分けているものは、投資する者の意識と規律の有無ではないか。同じくリスクを取って資金を増やそうとする行為でも、リスクをコントロールしようという意識があるかないかで性格は大きく違ってくる。
例えば「昨日、競馬場に遊びに行って、3万円儲けた」という人は「いくら使って勝ったのか」と聞くとたいてい「資金は5万円だった」としか答えられない。競馬場に行けば、誰でも複数のレースの馬券を買う。3万円は、勝ったり負けたりしながら残ったお金だ。実際は、当たって戻ってきた金でも馬券を購入するので、普通、使った金額は持ってきた額よりもはるかに多いだろう。
ところが、投資金額さえ把握せずに結果だけを見て勝った、負けたと言うファンがほとんどなのだ。しかも、利益目標もない。儲けられるだけ儲けたいなどという虫のいいことを考えているファンが少なからずいる。闇雲に一攫千金を狙っている人が多いので、競馬はギャンブルだと言われるのだ。裏を返せば、規律ある資金計画と投資法を確立し、リスクをコントロールしさえすれば馬券も投資になり得る。
投資競馬で副収入!
http://ift.tt/2vQywEE