競馬投資（人気薄の馬が狙える時）

■人気馬に疑問を感じるとき

実力が接近している顔ぶれなのに、なぜか1頭だけに人気が集中している。人気薄の馬がねらえるのはそういうときだ。レースが荒れるのは本命馬が連対を外すからで、とんでもない不人気馬を探すより、むしろ人気の本命馬が本当に信頼できるかどうかを吟味することの方が、穴馬券を当てる近道なのだ。

■穴馬予想の説得力

予想印を打つ記者としても、穴予想には高配当の魅力があるし、多くの人の裏をかくのは愉快だ。予想記者の中には決まって穴馬に◎を打つ人もいるが、こうした予想が穴党の指南役を果たしているのかもしれない。ただし、穴予想をする者の説得力は、どう転んでも負けようがない本命馬が出てきたときに「今回はこの馬以外に◎は打てない」と判断できることだと思う。

何が何でも配当の高い馬だけをねらう…というのでは、そもそも勝馬予想になっていない。穴にならないレースを指摘して、実際にその通りにおさまってこそ、日頃の穴予想の信憑性も高まる。また人気薄の馬に◎を打つときにはその理由とともに、人気馬を切る根拠も必要だ。

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